ホークⅡ(HAWKⅡ) Hawk2

 ホークⅡは、ローターを4枚装備したマルチコプターです。主としてデジタルカメラによる垂直撮影を目的として開発中です。
 GPS、ジャイロセンサー、加速度センサーを利用したオートパイロットを搭載しており、マニュアル操縦ではより安全に、自動航行時は指定した地点間をより正確に飛行することがが可能です。バッテリー電圧が低下する等の異常時には離陸地点まで自動で帰還する機能(Go Home機能)、仮想フェンスを設定し、飛行範囲を制限する機能(ジオフェンス)、自動航行時の遠方での異常時には事前に指定した代替着陸地への自動着陸する機能等の安全機能を持っています。

ペイロードなど Payload and others

 ホークⅡのペイロードは約800gとなっています。
 航空測量などの垂直撮影を主目的としているため、カメラマウントは下向きを基本姿勢として、レンズ交換式のミラーレス一眼レフカメラを搭載可能としています。
 また、カメラマウントはジャイロ安定機構を持ち、機体の傾きに対する水平姿勢の補正が可能です。カメラのシャッターコントロールは赤外線リモコンまたはサーボモーターによる機械式コントロールが使用可能です。

仕様 Specification

機体形式 マルチコプター(4ローター)
ローター軸間距離 700mm(4角形配置の対角線)
全長×全幅×全高 ××(mm)(ローター先端まで)
機体重量 2000g(予定:空撮オプション無し、バッテリー無し)
ペイロード 800g(見込み:最大ペイロード時は航続時間が短くなります)
最大離陸重量(MTOW) 3500g(見込み)
航続時間 15分(目標値)
耐風性能 8m/s
制御方式 GPS・3軸ジャイロ・3軸加速度センサー併用
操縦方式 GPS位置制御・慣性位置制御切り替え式
動力バッテリー リチウムイオンポリマーバッテリー 6S-5000mAh 22.2V×2本(標準)
動力アンプ容量 30A×4
ローターサイズ 15×5.5(カーボン繊維強化樹脂製 正転、逆転各2枚使用)
操縦用無線機 双葉電子工業製 FASST方式 14SG
その他オプション 未定

※2022年6月より、機体登録とリモートIDの使用が義務付けられます。詳しくはhttps://www.mlit.go.jp/koku/drone/をご覧ください。
※飛行の際に国土交通大臣の許可が必要になることがあります。航空法並びに関連法令を遵守してください。
※形状、仕様は予告無しに変更することがあります。